アイラインアートメイクのメリット・デメリットは?痛みの有無やデザイン、料金相場など、施術前に知っておきたいことを徹底解説
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皆さん、アイメイクはどのくらい重要ですか?大きくハッキリした目元は多くの女性が求めていて、メイクの時に時間をかけるパーツも目元だという方がほとんどで、まつ毛エクステやまつ毛パーマも目元を強調させたい現れかもしれません。
近年、アートメイクはさまざまな分野で活躍の場を広げ多くの方が行っている施術の一つであり、その中でも人気のあるアイラインは多くの女性がメイクで最も力を入れるパーツである目元を華やかにしてくれるものです。
24時間どんなシーンでも消えることのないアイラインが手に入るとどうでしょう。日常以外にも、泣いたり笑ったり感情も忙しい女性。目元のメイク崩れで女性が一番に避けたいのは、アイラインが滲むことでおきるいわゆる「パンダ目」なのではないでしょうか?一度滲んでしまったアイラインはお直しも一苦労で、それが外出先だとなおのこと大変です。そんなアイラインのお悩みを解決してくれる救世主、アイラインのアートメイクはさまざまな女性を助けてくれるはずです。
しかし、アートメイクとは一体どんなものなのか、どんなことを行う施術なのかご存じですか?意外と知られていないアートメイクのこと、アイラインアートメイクの痛みや維持できる期間・費用・メリット・デメリット・除去などについてご紹介します。
眉アートメイクについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧くださいね。
アートメイクとは?アートメイク知識の基本
アートメイクとは、いったいどのようなものなのでしょう?アートメイクと聞いて、皆さんは説明できますか?
今はお洒落や身だしなみの一貫として多くの方に親しまれているアートメイクですが、実はよくわからず施術を受けている方も少なくありません。一般常識化しているアートメイクの実態を基礎知識としてご理解し、今後の参考にしてみてくださいね。
アートメイクと刺青の違い
アートメイクと聞いて、刺青というイメージを持たれる方も多くいます。では何が違うのでしょうか。
アートメイクも刺青も皮膚に色素を入れる点は同じですが、「使用する機器や針・色素・目的」が異なります。元々何もない箇所に色素を入れる刺青に対し、アートメイクは元のパーツに沿って形を補うことや、一度入れた色素を消さないことを目的としている刺青に対して、アートメイクは数年で徐々に薄くなるという違いもあります。
刺青は皮膚の「真皮」という深い箇所に色素を入れていくことで半永久的に持続させることが出来ます。その反対に、アートメイクは皮膚のごく浅い部分に色素を入れていきますのでターンオーバー(お肌の生まれ変わり)によって徐々に薄くなる、ということになります。
「アートメイクは薄くなるのでメンテナンスが必要」というデメリットともとられられるこの要素は、アートメイクの特徴であり本来のアートメイクの姿なのです。
アートメイクは医療行為?
アートメイクは医療?アートメイクと刺青はどこが違うの?という疑問が多くある背景には、アートメイクの歴史が影響しているとも考えられます。アートメイクは数十年前から行われていた施術で、主に美容サロンで行われていました。
日本では主流ではなかったのでアートメイク施術を受けるためだけに韓国に行く方もいらっしゃったほどです。しかし、のちに日本でもアートメイク施術を受けられるサロンが増えてきましたが、資格のない施術なうえに針の使い回し等があったことから施術後にウイルス感染や皮膚感染、B型・C型肝炎の被害が多く目立ちました。
これを受け2001年に厚生労働省より「針崎に色素をつけて行うことは医療行為である」という通達があり、以降アートメイクは医療機関での施術となったのです。
もちろん医療従事者の資格がなくても完璧にこなし、皮膚トラブルを出すことなく施術を行っている技術者もいらっしゃると思います。医療行為との通達がある今もアートメイクサロンは存在します。医療機関ならではの施設や麻酔、アートメイクサロンの長年の経験、どちらが良いとは一概には言えませんがメリット・デメリットを含めて見極めることはとても大事になります。
ご自身の大事な「お身体に色素を入れる行為」として、理解しご自身にとって正しい選択をしていきましょう。
アイラインのアートメイクについて知ろう
アイラインアートメイクは眉と同等の人気と歴史があります。アートメイク施術が世に出てから今もなお、多くの女性は目力を求めています。メイクの時にも目を強調するのは今も昔も同じなのです。
しかし、アイラインアートメイクの施術とはどのようなものなのか、どのような施術効果があるのかご存じない方も多いのではないでしょうか。ますは、アイラインアートメイクとはどのようなものなのか理解していきましょう。
アイラインアートメイクって何?
アイラインアートメイクとは、メイクでアイラインを描く部分の皮膚に専用の針や機器を用いて色素を注入し染色していく行為です。
普段のメイクでアイラインを描くのはとても神経を使いますよね。真っすぐ描けるか、滲まないか、左右対称にラインを引けるか等細かい作業になるので苦手な方も多くいらっしゃいます。そのお悩みを解決してくれるのがアイラインアートメイクといっても良いのではないでしょうか。
クリニックによって異なりますが、アイライン上・アイライン下・上下セット等のメニュー内容がありご自身の目元がどうありたいのか、によって選択が可能です。
アイラインアートメイクがもたらす効果
アートメイクの特徴は、「数年間維持できる」というものです。その特徴でもありメリットでもあるアートメイクを普段のメイク箇所に置き換えてみたらどうでしょう。ご想像通りアイラインにアートメイクを入れると24時間水や汗で落ちることがないアイラインを手に入れることが出来ます。
普段のメイク崩れ以外にも旅行やジム・ヨガ・温泉などでも大活躍しますよね。どんな時も印象的な目元を演出できますし、アイラインのメイク崩れの際の面倒で難しいお直しの必要もありません。毎日のメイク時間の短縮やクレンジングの際の不要な摩擦も抑えられるのでお肌の負担も軽減されます。
メイクを落としてノーメイク時にも目力は健在なことはとても魅力的で、ご自分の理想やコンプレックスがカバーされることへの気持ちの変化は偉大ですよね。
アイラインアートメイクのメリット・デメリット
アイラインアートメイクをしたあと、どんな便利なことが待っていてどのような不便なことが出てくるのかは体験した人にしかわかりません。
しかし出来れば体験する前に知っていたいことばかりです。アートメイク後を想像しメリットやデメリットまで頭に入れておけば安心して施術を受けられ、更には今後の生活にもさまざまなことを想定できますよね。
今回は、アイラインアートメイクの体験者の意見を参考にアイラインアートメイクのメリット・デメリットをご紹介していきます。
メリット
アートメイクは何といっても水や汗に強く24時間どんな場面でもアートメイク箇所が落ちることがない、という強みがあります。普段のメイクでアイラインを描く理由は、目を大きくハッキリさせるためではないでしょうか?女性の多くがこのようなことを望み、メイクで生かしています。それが、アートメイクでカバー出来るとどうでしょう?
メイク崩れやメイクの落ちが気になるプライベートのイベントにも大活躍します。映画で泣いても、温泉に行っても雨の日や暑い日の通勤にも安心です。常に目力のキープが叶いメイク崩れがないのは女性の強い味方ですよね。
更に、お肌にも良い事づくしです。クレンジング時の摩擦を軽減することで皮膚の薄い瞼への色素沈着が防げます。
また、加齢による瞼のたるみはアイラインを綺麗に描くことができません。そこでアイラインアートメイクを始める方は多くいらっしゃいます。このようなさまざまなメリットからアイラインアートメイクは幅広い年齢層から支持されています。
デメリット
アイラインアートメイク後に不便なことはどのようなことが挙げられるでしょう。
アートメイクの特徴から、やはりすぐに消えないことがデメリットとして捉える方が多くいるようです。アイラインも太さや長さなどデザインは無数ですので飽きず後悔のないデザインにすれば問題ない内容ですね。
また、ダウンタイムで現れる腫れや薄い皮膚の剥離などの症状が挙げられます。しかしこれも多くは施術当日から2日後程度のものなので、この数日を乗り切れば問題ないでしょう。
しかし、アートメイクは簡単に消すことができないのでよく考え行うことがデメリット回避に繋がります。
アイラインアートメイクの種類
アイラインは一直線のラインのみでしょうか?皆さんはメイクの時アイラインをどのような目的でどのように引きますか?
アイライン一つにしても、アイライン上・アイライン下に分けられていますが持たせたい印象によってアイラインの形も様々なのです。アイラインアートメイクの種類はどのようなものはあるのかご紹介します。
アイライン上(ラインの種類)
アイライン上部のアートメイクには大きく分け「アウトライン」「ナチュラルライン」「インライン」の3種類があります。
アウトライン
アウトラインとは、生え際の少し上部にしっかり入れるラインのことです。目を閉じたときにもアイラインがしっかり見えるため目元がとても強調されます。ハッキリした濃いメイクがお好きな方や二重の幅が広い方にオススメです。
ナチュラルライン
ナチュラルラインは、まつ毛の生え際に沿って入れるラインです。普段のメイクの時に多くの方が取り入れているのではないでしょうか。この方法が一般的で人気のある施術になります。自然で、尚且つ目力が協調されますよ。普段のメイクのような仕上がりになるので違和感なく馴染むにではないでしょうか。
インライン
インラインは、ナチュラルラインの内側である粘膜付近に入れていくラインです。
メイクでインラインに描く方もいらっしゃいますよね。しかし粘膜なので少しの涙や水分でアイラインのヨレが気になりやすい箇所になります。内側にアイラインが入るとまつ毛とまつ毛の生え際が埋まりさらに自然に目が強調されます。
しかし粘膜付近はとても敏感でアートメイク技術者の高度な技術が問われる部位になるので、インラインの施術を行っていないクリニックも少なくありません。もしインライン希望の方は前もって確認しておくことをオススメ致します。
アイライン上(テールの種類)
「テールあり」「テールなし」というメニューを見たことがありますか?これは目尻部分に少し長さを出しデザインをつけるというものです。
切れ長に魅せるものや垂れ目、猫目など、希望に合わせてテールの種類は多数ありますが、クリニックによって対応しているテールや名前は変わりますので、事前確認が必要です。
しかし、アートメイクはすぐに消すことが出来ないことから、今の気分だけでテールを入れてしまいますと後悔する恐れがありますので慎重に判断することをオススメします。
アイライン下
目元を更に印象的にするためにアイラインを目の下部分に引く方も少なくありません。目が強調され大きく魅せる効果やクールな印象を与える効果もあります。
アイライン下のアートメイクの入れ方はそれぞれで、下部分を全体的に入れる方・目尻のみや黒目部分のみに入れる方もいらっしゃいます。アイライン下のみの施術を希望される方はほぼいらっしゃらず、目のバランスをとる為にもアイライン上下でされる方が多いようです。
こちらもアイライン上のテールと同様、ご自身のお好みや印象が変わることを視野にいれ後悔のないようなデザインにすると失敗なくアートメイクを楽しめるのではないでしょうか。
アイラインアートメイクで使用している色素
アートメイクの色素のことを考えたことはありますか?デザインや痛みなどに気を取られ色素のことまで気にされない方は以外にも多いのです。ご自身の大事なお身体に入れていく色素はどんなものを使用するのかとても重要です。
アートメイクで使用する色素はどのようなものか、数十年前とは何が異なるのかをご説明します。
MRI対応って?
アートメイクのことを調べると、「MRI」というワードが出てきて不思議に思ったことはありませんか?なぜ、アートメイクにMRI?と関係がなさそうに思えますが、とても重要視されています。
アートメイクの色素には酸化鉄(金属)が含まれているものがあります。磁気の力で画像分析するMRIでは、この酸化鉄に熱がこもる可能性があるのです。
アートメイクに限らず、検査の際はそもそもアクセサリーや時計も外しますよね。これは熱がこもる以外にも画像が乱れたりする可能性もあるからなのです。アイシャドウなどのメイク用品にも含まれていることがありますが、アートメイクと異なりすぐに落とすことが出来ます。
アクセサリーやメイクのようにすぐに外せるものなら良いのですが、アートメイクは一定期間皮膚に残るのでいざという時のためにも、アートメイク前には色素の種類は重要視しましょう。
しかし、全く鉄分を含まない色素は存在しなく、日本で認可している色素もないのが現状です。ただし、鉄分の量が微量であったり、日本でいう厚生労働省に期間にあたるFDAやCEなど海外の認可されているものを使用しているものはMRI対応としているようです。
近年では多くの医療機関でFDAやCE認可のものを採用していますが、施術料金も安価なサロンなどでは安価なインクを使用している可能性がありますので注意が必要です。
従来の色素との違い
一昔前のアートメイクは現在のアートメイクとは様々な点が異なります。技術やデザインはもちろんですが、よく見られるのが経年経過での変色です。数十年前にしたアートメイクが消えていないことにも驚きですが、青や赤味がかっていたりグレーに浮いていたりしています。
一体なにが原因なのでしょうか?これは、先ほど述べた酸化鉄や化合物の量が原因と言われています。従来は色素も不安定で、アートメイクといえど刺青ほどの深さに色素を入れている場合が多く消えないことが考えられます。デザイン変化にも対応しにくく、変色が伴うと数年後は不安ですよね。
各クリニックに症例や使用している色素を視野にいれアートメイクを楽しみましょう。
アイラインアートメイクは痛い?
アイラインアートメイクは痛みがあるのか、施術を考えている方はとても気になる項目です。どのような痛みなのか・麻酔は使用するのか・麻酔の種類は?など気になる痛みについて解明していきましょう。
痛みの有無
アートメイクは皮膚に針で色素を注入していきます。皮膚にごく浅い部分とはいえ針を使用しますので痛みはあります。しかし、美容サロンと異なり医療機関での施術は医療用麻酔を使用できるメリットがあるのです。
数十分から1時間程度も痛みを我慢するのは時間も遅く感じますし苦痛です。無理なくアートメイクを行うためにも麻酔を使用は不可欠です。
手彫りやマシンの技法によっても痛みは異なるうようですが、痛みとしてはチクチクしたような感覚です。麻酔を使用したあとは、マシンでの振動やジリジリとした感覚で痛みはあまり感じないという方も多くいるようですよ。
使用する麻酔について
アイラインアートメイクは目元の施術のため、麻酔を使用しない場合、痛みで動くことが何よりも危険だと言われています。それもそのはず、針が目元に触れるのはとても危ないのはイメージがつきますよね。
多くのクリニックでは、アートメイクの際には塗布するタイプのクリーム麻酔を使用する場合がほとんどですが、目元にクリームが入ることを懸念される方や痛みに弱い方には局所麻酔や点眼麻酔を使用するクリニックもあります。
しかし局所麻酔は注射での麻酔なので注射による痛みがありますが、効いてしまうと無痛なので施術中寝てしまう方もいらっしゃるようです。また、クリニックによって痛みを最大に抑えるため、点眼麻酔とクリーム麻酔の二重麻酔を行う場合や、クリーム麻酔のみでも麻酔が切れそうなタイミングで追加したりと、麻酔もクリニックによって様々です。
アイラインアートメイクを行いたいクリニックがあれば、施術前のカウンセリングにて麻酔のことも確認したほうが良いかもしれませんね。
アイラインアートメイクの施術前後の様子
アイラインアートメイクの施術前・施術後はどのような状態か気になりますよね。
しかし、施術を受けるとなるとぶっつけ本番でカウンセリングで細かく聞いても心の準備が…なんてこともあるかと思います。クリニックによっても様々ですが、だいたいの流れや状態・気を付けることを事前に知ることで来院前の緊張をほぐしましょう。
施術前から施術終了までの流れ
アイラインのアートメイクの施術前、どんなことをするのかドキドキしますよね。ここでは施術の流れを解説します。
①カウンセリングとデザイン決め
まずは、問診票の記入後にカウンセリングを行います。専門のカウンセラー、もしくは担当する施術者によるカウンセリングが多いようです。目の状態や希望などを細かく確認し、デザイン決めや施術内容の説明などがあります。この時点で不安な事や疑問はどんどん質問して解決していきましょう。
カウンセリングの前後に医師による診察があるクリニックもありますが、この診察はアートメイク施術前に行っていないクリニックも存在します。ですので、目元ついて心配な事や事前に診察を希望している方は事前に診察がある医療機関を選ぶと良いでしょう。
②麻酔
カウンセリングで決めたデザインを実際に目元につくり、最終確認を行い、麻酔に入ります。この麻酔は、麻酔の種類や効きにもにもよりますがだいたい数分の放置時間があります。
③施術
麻酔が効いてきたことを確認後、専門の施術者によるアイラインアートメイク施術が始まります。施術時間はだいたい30分~1時間程度みておきましょう。施術後はクーリングを行い施術終了になります。
施術は2回が基本
アイラインアートメイクはどの医療機関でも2回の施術が基本となり、2回コースとして提示している場合が多いようです。
2回目で色素の定着やデザインの微調整を行うので、色素がしっかり定着していてもこの2回目の施術はとても重要になってきます。1回ではなく、数回に分け少しずつ色素を入れることでのメリットや必要性もありますので、綺麗で後悔のないアイラインを作るため数回通える時期や期間も踏まえ予約を取りましょう。
施術後は少し目元に赤みが出たり腫れたりする可能性がありますので、アートメイクの施術後の予定も視野にスケジュールを決めていくことが良いかもしれませんね。
施術後のダウンタイムと経過
目元というデリケートな部分はダウンタイムや施術後の状態・経過が気になる方・それゆえ踏み出せない方も少なくありません。アイラインのアートメイク施術後は、数時間後から腫れや薄い皮の剥離等が見られる方もいらっしゃいます。
腫れには個人差がありますが、泣いた後に目が腫れる時と同じくらいだという声が多いようです。皮がめいくれていると気になって触ってしまいがちですが、ここでは我慢が必要です。無理に剥がしてしますことでお肌の状態を悪化させる恐れや色素の定着にも影響してくるためです。
このような状態はだいたい施術当日から2日後くらいでおさまる症状なので安心してくださいね。もし長引くようならアートメイクを行った医療機関へご相談くださいね。
アイラインアートメイクの維持期間とメンテナンス
アートメイクはすぐに消えないと聞くけれど、いったいどのくらい維持できるものなのか気になりますよね。
メイクが楽になりどんな時もハッキリした目元…しかしこの目を維持できるのはどのくらい先までなのか、アイラインが肌に残っている期間やその後のメンテナンスなど、アートメイク施術が終わってからのことについてご紹介します。
維持期間
アートメイクは刺青とは異なり、皮膚の浅い部分に色素を入れていく為お肌の生まれ変わりによって薄くなっていきます。色素の定着にも個人差があり維持する期間も幅広く、一概には言えませんがだいたい1年~数年程でしょう。維持する期間といっても、アートメイクは急に消えていくものではなく徐々に薄くなりますので、維持期間は目安としてご自身の気になるタイミングでメンテナンスすることをオススメします。
目元のクレンジングや目元をこする等の摩擦もアートメイクの維持期間に関係してきますので、出来るだけ目元は丁寧に扱いましょう。メンテナンスで更に綺麗になりますので、アートメイクを続けていく方にはメンテナンスは非常に重要になってきますよ。
メンテナンス
アートメイクを行っているクリニックには、メンテナンスとしてのリタッチ料金を設けているところもあります。期間の縛りがありますので注意が必要ですが、だいたいが色素が薄くなるタイミングで追加施術を行う方が多いようです。
初めてのアートメイクでは1回の施術で完全に色素を入れることが難しい方もいますので、複数回に分け施術を受けることを推奨しているクリニックが多いですが、その後もやはりライフスタイルや経年経過で薄くなります。
目視で確認できる程の色素がまだらになってきたタイミングでメンテナンスを行うと、同じ箇所に色素を入れるだけなので施術時間も短縮できるでしょう。デザインに変更がない場合は、このタイミングがオススメです。
お忙しく、すぐにメンテナンスに行けない方でもメイクでカバー出来ますので薄くなっても違和感なく過ごせるのがアートメイクの良いところでもありますよね。
アイラインアートメイクを消したい時の対処法
入れたくて入れたアイラインアートメイクも、やっぱり違う…と思うこともあるかもしれません。その、「やっぱり違う」はどのようなことが挙げらるのか、その原因に基づいた対処法をご紹介します。
アートメイク修正
入れたアイラインアートメイクが気に入らない・消したい原因は、デザインですか?その場合、アートメイク修正という選択肢はいかがですか?今あるアートメイクのデザインを活かしながら多少のデザイン変更でも印象が変わりもしかしたらご自身にしっくりくるかもしれません。
クリニックでの修正はもちろん、他院修正を受け付けているクリニックもありますので、カウンセリングや修正の症例を確認しながら決めていくのも良いかもしれませんね。
せっかく入れたアートメイクを「消す」前に別の方法や視野を広げプラスになる選択が出来ると良いですね。
アートメイク除去
やはりどうしても消したいという場合には、一般的に知られているレーザー治療にて除去できます。しかし凹凸には反応しにくいということもあり、複数回治療したレーザー治療後のお肌には凹凸してくる可能性がありますので、そのようなお肌に対してのレーザー治療は限界があるかもしれません。
加齢などでのたるみでうまくレーザーが当たらない場合はアイラインアートメイク箇所を切除する方法もあります。この切除手術はアートメイク箇所を切り取りますのでアートメイク除去と同時に瞼のリフトアップにも効果的な方法です。
除去する方法は多数ありますが、アイラインは睫毛の際であり皮膚も薄く目元へのレーザー照射にも不安な方も多いかと思います。しっかりとアイラインアートメイク除去の実績のある医療機関で治療しましょう。
アイラインアートメイクの「施術」と「除去」の料金相場
国内でアイラインアートメイクをするには費用はどのくらいかかるのでしょうか?
もちろん医療機関によっても様々ですが、相場をご紹介しますのでご自身の住んでいる場所や通いやすい立地の金額と比較・参考にしてみてください。
「施術」の料金相場
アートメイクをメインで行っているクリニックでは「ランク制」を設けているところがあります。これは、施術者によって技術の差をなくすためですが、金額と技術の優先順位もお客様それぞれで異なることも考えられるでしょう。
相場は2回で約¥80,000~というのをよく見かけます。回数に縛りがあるものなのか単発通いなのかでも金額は異なりますので、どのように通いたいかというのも重要になってきます。
またランク制によって、有名人のアートメイクを施すほどベテランの施術者は予約も取りにくいと同時に費用も上がる傾向にあります。
「除去」の料金相場
「レーザー除去」は一般的なクリニックでは1㎠¥10,000~20,000が相場ですが、目元の範囲が狭いとはいえ、色素の種類や色素が入っている深さによっても除去できるまでの回数は異なります。
¥30,000ほどで収まる方もいれば¥100,000以上かかった方もいますので事前に確認したほうが良いでしょう。1回あたりの金額は相場としてわかっても、何回かかるものなのかはカウンセリングにてしっかりお話しすることが必要になってきます。
アートメイクは入れるよりも除去する方が時間も金額もかかる場合があります。後悔しない為にも、デザインや施術者、クリニック等をよく考えてからアートメイクの施術を受けましょう。
メンズのアイラインアートメイク
近年、メイク男子が急増しているのをお気付きですか?韓国ブームからなのか時代なのか、メイクをすることに抵抗がない男性が増えています。男女問わずコンプレックスはあるものです。そう考えると世間の目からメイクでコンプレックスと隠せなかった今までは男性はとても大変だったのでは?と思いますよね。
しかしながら、お仕事柄もあり男性のメイクを良しとしないこともあるでしょう。ここで活躍するのがアートメイクです。では、メンズアイラインアートメイクにはどのような効果があるのか見ていきましょう。
メンズのアイラインアートメイクの効果
今は眉やリップ・アイラインといった女性に需要があるアートメイク箇所も性別を問わず人気が出てきています。女性と色素の注入箇所が同じでもデザイン次第でとても自然で男性らしいお顔立ちが完成するのです。
メイクでアイラインを引く男性も意外に多い中、アイラインアートメイクは水や汗でも落ちないため男性にもとても向いていますよね。近年男性は身だしなみやご自身の目元にも非常に敏感です。女性に限らず印象的な目元はビジネスの面でもプライベートでも好印象を与え、それにより自信にも繋がるのではないでしょうか。
メンズにおすすめのデザイン
仕事上メイクを良しされていなかったり、目上の方は時代柄男性のメイクを良く思わない方も中にはいるでしょう。でもコンプレックスを抱えたままではもったいないですよね。
他人にアートメイクだと知られずにアイラインを入れたい男性にオススメしたいアイラインアートメイクのデザインは、まつ毛とまつ毛の間を埋めていくごく自然に見えるデザインです。アイラインを引いているとは思わずに「まつ毛濃い」という印象で、目力がぐんと上がるでしょう。
まとめ
アイラインアートメイクについて解説しましたが、いかがでしたか?アイラインを引いているだけで目元が華やかになりますし、更には入浴やスポーツでの水や汗でメイクが落ちる心配がありません。
アートメイクは入れるのは簡単ですし、数年で薄くなります。手軽に始められる一方で、消すには時間も費用もかかります。後悔なく、無駄な費用をかけないためにも事前によく考え、カウンセリングにて不安や疑問を取り除いてから施術に挑みましょう。
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