眉アートメイクのメリットとデメリットを徹底解説!失敗しないための3つの対処方法やクリニックの選び方も
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眉のアートメイクは、流行に敏感な女子の間のみならず今や多くの男性も行っている施術になります。眉を整えている方は年代問わずほとんどの方が行っていますし、多くの方がメイクで眉を描いています。男性でメイクをされる方も多くなってきており、眉にアートメイクを入れるのはもはや一般常識化しています。
これほど多くの方が行いSNSでも多数紹介されているアートメイクですが、メリットばかりなのでしょうか?SNSでの体験談ではあまり紹介されないデメリットも、実際どのような内容なのか、デメリットを回避する方法や眉のアートメイクで失敗しないためのクリニック選びまで丸ごとご紹介していきます。
眉アートメイクとは…?
眉のアートメイクとは眉に色素を入れることで一定期間、水や汗でも落ちることのない眉を実現させるものです。
汗や入浴、長時間の外出によるメイク崩れへのストレスもアートメイクで解決することが出来ます。眉ペイントで数日間眉を維持させる方法もありますが、手間や左右対称に眉を描くことも難しいことを懸念する声がある一方で、眉アートメイクは複数回の施術で数年間維持できますのでとでも人気なのです。
働く女性や子育てママは、メイクの時間すら惜しいですよね。しかし自分の顔に妥協するわけにはいきません。そこで年齢問わず、眉アートメイクという選択をされる方が増えているのです。
アートメイクと刺青の違い
アートメイク=刺青と思う方も少なくありません。刺青に抵抗のある方はアートメイクと聞くと少しためらうかもしれませんね。
しかし、皮膚の深い部分に色素を入れ永久的に維持させる刺青とは異なり、アートメイクで色素を入れる箇所は皮膚のごく浅い部分になります。そのため皮膚の生まれ変わりであるターンオーバーを繰り返すことによって徐々に薄くなります。
「メンテナンスが面倒だから薄くならないでほしい」と考える方もいらっしゃいますが、流行やご自身の好みの変化もありますので数年で薄くなるというのは、アートメイクの本来の形なのです。
また、刺青とアートメイクの役割や目的も異なります。元々形のある場所に補助する役目としてあるアートメイクは、美容効果以外にも疾患や術後の医療補助としても注目を集めています。まっさらな皮膚に好みのデザインを永久的に残すことを目的としている刺青とは異なり、アートメイクは定期的にメンテナンスが必要ですが様々なお悩みに対応できるので確実に幅広く活躍の場を広げているのです。
アートメイクは医療行為?
アートメイクといえば韓国、アートメイクをする為だけに韓国に行く方も多かった時代にはアートメイクを医療機関で行うようになるとは思いませんでしたよね。韓国から、国内では美容サロンで施術が受けられるようになりましたが、針の使い回し等の衛生面から感染症が相次いで報告されました。
そこで2001年に厚生労働省から「針先に色素をつけて行うことは医療行為とする」という通達があり、以降は多くのクリニックがアートメイク技術を取り入れ、医療の観点から安心安全な機器や商材を使用しアートメイクを提供しています。
必ずしも美容サロンでの施術がアートメイク施術後のトラブルに繋がるとは考えにくいですが、資格や商材・痛み緩和のために行う麻酔の使用も医療機関ならではなのでなのでしっかり見極めることは必要になります。
眉アートメイクの5つのメリット
眉のアートメイクをするとどんな良いことがあるのでしょうか?メイクで描く眉がアートメイクの眉になることで得られるメリットをご紹介します。
メイク時間の短縮
朝はいくら時間があっても足りない…早く起きたはずなのに時間がない…そんな経験はございませんか?
お仕事やお子様がいると女性は朝はバタバタとしますよね。忙しい時に限ってメイクもうまくいかなかったり、左右対称に描くことに時間を取られたりします。形や濃さ、毎日同じように描くことは難しいものです。
アートメイクはそんな朝にも大活躍です。ベースができているだけで眉にかける時間を大幅に短縮できますよ。
メイク崩れのないお直しいらずの眉
長時間の外出や暑い日は汗や皮脂でメイクも崩れがちです。メイク直しに必要なアイテムの持参やメイクが崩れた後のお肌にお直しはとても大変なものです。
そこでアートメイクをしていると、「眉が半分になった」「片方だけ眉がない」といった状況から無縁です。いつどんな時も眉のあるお顔でいられるのは、なかなか鏡を確認することが出来なくても安心して過ごすことが出来ますよね。
ノーメイクで外出が出来る
お休みの日、普段頑張っているお肌の休息やエステ帰りなど極力メイクをしたくない日がありますよね。お子様の送り迎えやちょっとしたお買い物などでもやはり眉くらい描かないと…と思いがちです。
しかし眉アートメイクをしているだけでノーメイク時でも眉を気にする必要はありません。アートメイクの手法でも異なりますが、メイクをしたあとのような眉から毛並みを再現したごく自然な眉までお好みによって仕上がりは自由自在なのです。
ナチュラルなノーメイク顔でもメイク顔でも、眉のアートメイクはスッピンを彩ってくれることでしょう。
どんなシーンでもストレスフリー
ジムにヨガ・プール・温泉・旅行…プライベートでの充実した時間は眉を気にすることすらもったいないものです。アートメイクの強みである「落ちない眉」はどんな時でも消えることはありません。
楽しい時間を思いっきり楽しむために、アートメイクで眉を綺麗な状態を保ちませんか?寝起きも入浴後も素顔が変わらない自分、とても魅力的ですよね。
時間と気持ちの余裕が生まれる
眉アートメイクをすることで、メイク時間が減り時間に余裕が生まれると同時に、自信がなかった・隠していた箇所をオープンに出来ることはストレスが一つ減ることにも繋がります。
疾患で眉がなかった方やメイクが苦手で眉を隠していた方も、隠すものがなくなった余裕からヘアスタイルを変える方もいらっしゃいます。新しい挑戦やイメージチェンジは心を明るく自信へと変えてくれることでしょう。
眉アートメイクはこんな人にオススメ
アートメイクにはたくさんのメリットがありましたが、どのような方に眉アートメイクが向いているのでしょうか?アートメイクのメリットから眉アートメイクをオススメしたい方を見てみましょう。
メイクが苦手な方
やはりアイブロウメイクが苦手な方にはとても喜ばれるのではないでしょうか。アートメイク後もメイクの際にパウダーをのせる・足りない箇所を描き足すことが必要でも、眉のベースが整っていることでとても描きやすくなります。
左右対称、濃さもバランスが整っている眉はお顔のバランスやイメージを変え、今までとは異なるご自身の印象を周りに与えられるかもしれませんね。
毎朝忙しい働く女子・子育てママ
プライベートに仕事に毎日忙しい女性は、朝の時間も忙しいもの。出勤前や在宅ワークが増えた近年、メイク時間にも変化があったことでしょう。在宅での仕事も、リモート会議などで自宅にいながらメイクが必要な日もありますよね。そんな時、パパっとメイクが出来たらどんなに楽でしょう。
そして、産前産後のママや子育て真っ最中のママにもとてもオススメです。昼夜逆転の赤ちゃんのお世話や毎日の家での育児でも、眉でお顔が華やかになると気持ちも変わり、家でも明るい気分でいられるのではないでしょうか。保育園の送り迎えなどの少しの外出にも役立つはずですよ。
スポーツをしている方
スポーツといえば汗やスポーツ後のシャワーはつきものです。そんな状況でスッピンは避けられません。しかし、眉があるだけでもスッピン感は薄れますので素顔でも堂々といられますし人と会うのも苦痛ではなくなります。
ジムやヨガ帰りは誰にも会いたくない、という声をよく耳にしますがアートメイクをしていると帰りに予定も入れられるかもしれませんね。
眉アートメイクの6つのデメリット
アートメイクは良い事だらけ…なのでしょうか?アートメイクをすることで生まれるデメリットはどのようなものなのか、アートメイク経験者の意見を踏まえ掘り下げていきましょう。
簡単に消すことが出来ない
アートメイクのメリットでもあり、デメリットとも捉えられる「簡単に消えない」点はアートメイクをお考えの方が懸念される項目の一つとも言えますが、アートメイクを消したい方は「思うようにならなかった」「想像と違う」という理由がほとんどです。
アートメイクを入れた後も消す方法は多数ありますのでご安心くださいね。しかし、アートメイク除去は、アートメイクを入れるよりも時間も費用もかかる場合がほとんどなのでアートメイク前にはそれらのことを踏まえ施術に挑みましょう。
複数回の施術が必要
アートメイク完了には約2~3回の施術が必要です。これは、「色素の定着には個人差がある」ということと「少しずつ色を重ねることによってより自然な仕上がりにする」といった理由が挙げられます。
そのことから多くのクリニックでは2回コースとして料金提示していますが、通うのが面倒といった声も少なくありません。
もちろん1回で十分な定着が得られる方もいらっしゃいますし、クリニックでも単発施術を設け個々のペースに合わせた来院が出来るところもありますのでご安心ください。
数年間の持続
アートメイクは永久的に残りません。刺青とは異なるアートメイクの特徴ですが、今後眉の形を変える予定のない方からすれば定期的なメンテナンスは面倒という意見もあります。
また反対に、早く消したいと思う方は自然に薄くなるまでの過程がとても長いという方もいらっしゃいます。
どちらにせよ、これはアートメイクの本来の特徴ですので、うまく付き合ってくとあまり気にすることなく数年間を過ごすことが出来るでしょう。
維持するためにはメンテナンスが必要
アートメイクの仕上げまでに2~3回の施術が必要ですが、1年~数年で徐々に薄くなります。そのため、アートメイクを維持させるには定期的にメンテナンスが必要です。
クリニックによりますが、期間内であればメンテナンス料金で施術が可能ですが期間を過ぎるとコース又は単発の通常料金になるようです。アートメイクの持続期間や気になるタイミングも個人差がありますのでご自身に合う通い方がオススメです。
MRIが受けられない可能性
アートメイクとMRI?と思われる方もいるのではないでしょうか。一体どんな関係があるのでしょうか。
実は、アートメイクで使用する色素には微量の鉄分が含まれており、その鉄分がMRIの磁気に反応することがあるのです。
MRI検査の際は、時計やアクセサリーは外しますよね。磁気が反応すると火傷の恐れや検査結果に影響を受けることがあるからなのですが、アートメイクの色素でも同じことが言えます。しかし、近年のアートメイクで使用する色素はFDA(日本でいう厚生労働省)等の海外の機関が認可しているものを使用しているクリニックがほとんどなのでMRIの心配はないとい言えます。
ただし、美容サロンなどで色素がどのようなものを使用しているかわからない場合もありますので、いざという時のMRI検査の際にはアートメイクをしていることをお伝えしましょう。
ダウンタイムがある
眉のアートメイクは美容治療のような目立つダウンタイムではありませんが、「直後は眉が濃くなる」「赤みがある」「数日後からかさぶたや痒みが出てくる」といったことも考えられます。
眉アートメイクのダウンタイムは外に出られないほどではないですが、メイクは控え強くこすることやクレンジングを数日控える必要がありますので予定の調整が必要です。
デメリットは対策できる事ばかり!失敗しないための3つの対策方法
実は眉アートメイクのデメリットは解決できるものばかりなのです。「すぐに消えない」「MRI対策」「失敗しないために…」これらを解決できればアートメイクで考えられるデメリットがぐんと下がるのではないでしょうか。
対策法や少しの工夫でアートメイクがより良いものになるかもしれません。そんな対策を大きく分けて3つ、ご紹介致します。
アートメイク施術前後は予定を調整
アートメイクのダウンタイムは予定の調整で一気に解決します。施術直後は多少眉が濃いと感じる方・赤みやかさぶた痒みは約1週間で収まる方がほとんどです。施術後の眉で気になることも出てくるかもしれませんので、施術から1週間前後は予定を入れない、スポーツの予定や人に会う予定を調整するほうが良いかもしれませんね。
また、アートメイクが初めての方は、ご自身の色素の定着がどの程度なのかわかりませんよね。1回目の施術でほぼ落ちてしまう方もいますので、旅行や大事な予定はアートメイク2~3回後のダウンタイム以降に入れる方も多いのです。
せっかくアートメイクをしたのに色素の定着が悪く、旅行中もアートメイク前とほぼ変わらないのでは気持ちも浮かないかもしれません。思いっきり楽しみ、メイクで楽するためにしっかりアートメイクが入ってから、という選択肢も良いかもしれませんね。
使用する色素を確認
アートメイクが医療行為だと通達があった以後、アートメイクは衛生管理はもちろんのこと使用する機器や商材も安全なものを取り入れています。しかし安価なサロンや無資格での施術を行っているところでは、どのような色素を使用しているかわからないこともあります。
それはどのようなことに繋がるかというと、MRI検査です。アートメイク色素には微細な鉄分が含まれていますが、この鉄分量がMRI検査に影響を及ぼす可能性があります。認可の色素はMRI対応のものがほとんどですので、ご自身のお肌に直接入る色素がどのようなものか事前に確認することでアートメイク後も安心して過ごすことが出来ますよ。
信頼して通えるクリニックを選ぶ
アートメイクは1回の施術でOK、というわけにはいきません。数年間維持しますが、徐々に薄くなりメンテナンスが必要になります。また、仕上がりまでには2、3回の施術が必要な方もいます。
親身になって後悔しないデザインをつくるカウンセリング・いざという時のアートメイク除去のこと・メンテナンス費用も含めアートメイクにかかる費用や通いやすさ、使用している機器や商材が明らかでご自身が信頼できるクリニックを探してみましょう。これらが失敗しないアートメイクへの近道ではないでしょうか。
アートメイクを失敗しないクリニックの選び方
アートメイクを失敗しないことはデメリットを減らすことに繋がります。それは、後悔しないクリニック選びをすることではないでしょうか。
アートメイク施術が受けられる医療機関は多数ありますが、通いやすさはもちろん、どのような点に注意すればいいのかポイントを押さえましょう。
使用している色素や施術方法を確認する
眉アートメイクといえばデザインや手法に注目しがちですが、デメリット改善でも重複しているように皮膚に注入していく色素はとても重要で、どのようなものが皮膚に入るのか事前の確認が必須です。
アートメイクは医療行為という条例はあるものの、日本では認可している色素がないのが現状です。そのため既に海外で認可を受けているものや、国産でオーガニックのものなどこだわりの色素を使用しているクリニックは多数あり、これらは皮膚に入れても医療の観点からも安全性が高くMRI対応のものが多いのです。
また、施術方法や技法によって持続期間や仕上がりも異なります。そして、麻酔の方法・カウンセリングについても、ご自身の既往歴を含め見極めましょう。
症例写真や口コミを見る
近年SNSで多くのクリニックが紹介されていると同時に、アートメイク施術のビフォーアフターや実際に施術を受けた口コミなども多く見受けられます。その症例やクリニックのホームページに掲載されてあるものをよく見て、比較することも重要です。
クリニックの雰囲気や対応も、いくら技術が完璧でもそれも全て人と人とのコミュニケーションがありきです。雰囲気が自分に合うことはとても大事ですし、不安な事や疑問も信頼があればスムーズにいくものです。無料カウンセリング等を利用しながら是非、ご自身の眉を任せたいを思える医療機関を探してみてくださいね。
まとめ
眉のアートメイクは、忙しい女性の毎日を楽にしてくれると同時にコンプレックスをカバーしてくれます。
疾患で眉毛が生えてこない方や手の震えでうまく眉が描けない方、寝たきりの年配の女性の気持ちをも明るくしてくれる力もあります。眉のアートメイクで考えられるメリット・デメリットを踏まえながら、医療機関を見極め後悔のない眉アートメイクを楽しめたら良いですよね。
美容目的で親しまれている一方でパラメディカルとしても活躍の場を広げているアートメイクを、是非ご自身の味方にしてくださいね。
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